ある運動を行った際の筋電図(別冊No. 19)を別に示す。この筋電図波形が発生す…
ある運動を行った際の筋電図(別冊No. 19)を別に示す。この筋電図波形が発生するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 嚥下嚥下では舌骨上筋群などが短時間に一連の順序で活動し、閉口筋と開口筋の規則的な反復はみられません。
- ⑵ 開口開口運動では開口筋が単発的に活動するのみで、周期的な交互活動とはなりません。
- ⑶ 呼吸呼吸では横隔膜や肋間筋が主に活動し、咀嚼筋の規則的な交互活動は生じません。
- ⑷ 咀嚼閉口筋と開口筋が規則的なリズムで交互に活動する、咀嚼運動に特徴的な波形です。
- ⑸ 発音発音では口唇や舌の筋が複雑に活動し、咀嚼筋の規則的なリズム活動とはなりません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。筋電図は提示されていませんが、公表正答から、咀嚼筋(咬筋や側頭筋など)と開口筋の活動が規則的なリズムで交互に繰り返される波形が示されていると考えられます。咀嚼運動では、脳幹の咀嚼のパターン発生器によって閉口筋と開口筋が約1秒前後の周期で交互に活動し、閉口相で閉口筋の大きなバーストが現れるのが特徴です。嚥下は一連の短いパターン、開口は開口筋の単発の活動、呼吸や発音は咀嚼筋のリズミカルな交互活動を示しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成