ソクマル歯科医師

63 歳の女性。左側上顎腫瘍切除後の咀嚼困難を主訴として来院した。左側上顎腫瘍切…

63 歳の女性。左側上顎腫瘍切除後の咀嚼困難を主訴として来院した。左側上顎腫瘍切除後、顎欠損部は皮弁によって完全に閉鎖されている。診察の結果、開鼻声は認めず、ブローイング検査においても問題は認められなかった。再建術後の口腔内写真(別冊No. 29A)、義歯製作過程の装置の写真(別冊No. 29B)、装置試適前の顔貌写真(別冊No. 29C)及び装置試適後の顔貌写真(別冊No. 29D)を別に示す。試適時に確認が必要なのはどれか。3 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴、⑵、⑸です。写真は提示されていませんが、上顎腫瘍切除後に皮弁で顎欠損が閉鎖され、開鼻声やブローイングに問題がないことから、鼻腔との交通はなく、鼻漏出の確認は不要です。義歯の試適では、口蓋や歯列の形態が発音に影響するため構音を確認し、口唇の支持や閉鎖が不十分だと流涎が生じるため流涎の有無も確認します。また、顔貌の回復や咬合のために人工歯の排列位置を確認します。咬合力は試適時に確認する項目ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

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