歯の変色がみられるのはどれか。1 つ選べ。
歯の変色がみられるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ Riga-Fede 病Riga-Fede病は先天歯や早期萌出した下顎乳切歯の刺激で舌下面に潰瘍ができる病態で、歯の変色ではありません。
- ⑵ 新生児メレナ新生児期の出血に伴う血液由来の色素が形成中の乳歯に沈着し、歯の変色を生じることがあります。
- ⑶ Turner 症候群Turner症候群は性染色体X単体による疾患で、低身長などを示しますが、歯の変色は特徴ではありません。
- ⑷ 第一第二鰓弓症候群第一第二鰓弓症候群は下顎や耳の片側性の形成不全を示す疾患で、歯の変色は主徴ではありません。
- ⑸ von Recklinghausen 病von Recklinghausen病(神経線維腫症1型)はカフェオレ斑や神経線維腫が特徴で、歯の変色はみられません。
解説
正解は⑵です。新生児メレナはビタミンK欠乏による新生児の消化管出血で、出血に伴って生じた血液由来の色素が、形成途中の乳歯の硬組織に沈着し、歯の変色の原因となることがあります。新生児期の重症黄疸などと同様に、全身疾患による内因性着色の例として整理されます。Riga-Fede病は下顎乳切歯による舌下面の潰瘍、Turner症候群は性染色体異常、第一第二鰓弓症候群は顔面の形成不全、von Recklinghausen病は神経線維腫症で、歯の変色は特徴ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成