顎下腺が硬く腫大するのはどれか。1 つ選べ。
顎下腺が硬く腫大するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ Frey 症候群Frey症候群は耳下腺手術後に味覚刺激で頰部に発汗が生じる病態です。
- ⑵ Küttner 腫瘍顎下腺が線維化して硬く腫大する慢性硬化性唾液腺炎です。
- ⑶ Warthin 腫瘍Warthin腫瘍は主に耳下腺下極に生じる良性腫瘍です。
- ⑷ Sjögren 症候群Sjögren症候群は唾液腺の破壊による口腔乾燥が特徴で、顎下腺の硬い腫大は典型的ではありません。
- ⑸ Heerfordt 症候群Heerfordt症候群はサルコイドーシスで耳下腺腫脹やぶどう膜炎を示します。
解説
正解は⑵です。Küttner腫瘍(慢性硬化性唾液腺炎)は、顎下腺が線維化して硬く腫大する病変で、腫瘍と間違えやすいためこの名称があります。現在はIgG4関連疾患の一病型と考えられています。Frey症候群は耳下腺手術後の味覚性発汗、Warthin腫瘍は耳下腺の腫瘍、Sjögren症候群は唾液腺の腫脹を伴うことはありますが硬い腫大が特徴ではなく、Heerfordt症候群はサルコイドーシスによる耳下腺腫脹などを示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成