53 歳の女性。上顎右側中切歯欠損による審美不良を主訴として来院した。診察の結果…
53 歳の女性。上顎右側中切歯欠損による審美不良を主訴として来院した。診察の結果、上顎前歯部にCAD/CAM を用いたブリッジを製作することとした。支台歯形成時の口腔内写真(別冊No. 19A)、完成したブリッジの写真(別冊No. 19B)及びブリッジ装着時の口腔内写真(別冊No. 19C)を別に示す。次に示す5 つのステップのうち、3 番目に行うのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 焼結焼結は切削加工した半焼結体を焼き固める最後の工程です。
- ⑵ 切削加工切削加工は設計後に行う4番目の工程です。
- ⑶ 咬合器装着咬合器装着は対合関係を確立する最初の工程です。
- ⑷ 模型のスキャニング模型のスキャニングは咬合器装着の後に行う2番目の工程です。
- ⑸ セメントスペースの設定スキャン後のCAD設計で、3番目にセメントスペースを設定します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。写真は見られないため一般的な工程から説明します。CAD/CAMによるジルコニアブリッジの製作では、まず作業用模型を咬合器に装着して対合関係を確立し、次に模型をスキャニングしてデジタルデータ化します。3番目にCADソフト上でセメントスペースを設定して補綴装置を設計し、その後ブロックの切削加工を行い、最後に焼結して完成させます。設計した形状が加工・焼結の基準となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成