68 歳の女性。右側での咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、5 相当部にイ…
68 歳の女性。右側での咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、5 相当部にインプラント義歯による補綴歯科治療を行うこととした。上部構造試適前の口腔内写真(別冊No. 15A)と試適中の口腔内写真(別冊No. 15B)を別に示す。B の操作の直前に行った処置はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 研磨研磨は咬合調整などを終えた後、最終装着の前に行います。
- ⑵ 咬合調整咬合調整は上部構造を締結して試適した後に行います。
- ⑶ セメント合着セメント合着は試適を終えた後の最終装着時に行います。
- ⑷ スクリュー締結上部構造をインプラント体に固定するため、まずスクリューを締結します。
- ⑸ アバットメントの撤去アバットメントを撤去すると上部構造の試適はできません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。写真は見られないため公表正答から考えます。インプラント上部構造の試適では、まずアバットメントや上部構造をインプラント体にスクリューで締結し、適合を確認したうえで接触点や咬合の確認を行います。B の操作はこの締結後に行う確認操作と考えられます。研磨や咬合調整は試適での確認後に行い、セメント合着は最終装着の段階で行うため、試適中の操作の直前とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成