24 歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。数年前から気になっていたという。検…
24 歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。数年前から気になっていたという。検査の結果、生活歯の漂白をオフィスブリーチで行うこととした。漂白操作過程の一部の口腔内写真(別冊No. 17A、B、C)を別に示す。C で用いた薬剤について正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 光照射する。光照射で薬剤の反応を促進させます。
- ⑵ 吸引によって除去する。高濃度の薬剤が粘膜に触れないよう、吸引によって除去します。
- ⑶ 塗布厚さを7 ~8 mm とする。塗布の厚さは1〜2mm程度で、7〜8mmは厚すぎます。
- ⑷ 歯面を強く擦るように塗布する。擦ると薬剤が飛散したり保護材を傷つけたりするため、そっと載せるように塗布します。
- ⑸ 歯面を水分で濡らした後に塗布する。歯面は乾燥させてから塗布します。水分があると薬剤が薄まります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑵です。写真は見られないため一般的な手順から説明します。オフィスブリーチでは、歯肉保護材を塗布した後、高濃度の過酸化水素を含む漂白剤を歯面に1〜2mm程度の厚さでそっと塗布し、光照射で反応を促進します。所定時間後は薬剤が歯肉や口腔内に触れないよう吸引して除去し、その後水洗します。歯面は乾燥させて塗布し、強く擦ると歯肉保護材を破り、薬剤が飛散するおそれがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成