閉塞性睡眠時無呼吸症において、睡眠中に舌根が沈下すると生じるのはどれか。1 つ選…
閉塞性睡眠時無呼吸症において、睡眠中に舌根が沈下すると生じるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 覚醒反応低酸素で脳が刺激され、短い覚醒反応が起きて呼吸が再開します。
- ⑵ 心拍数の減少交感神経が亢進し、心拍数はむしろ増加します。
- ⑶ 横隔膜の活動停止閉塞性では呼吸努力が続くため、横隔膜の活動は保たれます。
- ⑷ 鼻呼吸流量の増加上気道が閉塞するため、鼻呼吸の流量は減少します。
- ⑸ 血中酸素飽和度の上昇無呼吸により血中酸素飽和度は低下します。
解説
正解は⑴です。閉塞性睡眠時無呼吸症では、睡眠中に舌根が沈下して上気道が閉塞し、呼吸努力があるのに気流が止まります。すると低酸素血症と高二酸化炭素血症が生じ、これを解消するため脳が短時間の覚醒反応を起こして気道が再開通します。この覚醒の繰り返しが睡眠の分断と日中の眠気を招きます。無呼吸中は酸素飽和度が低下し、覚醒時に交感神経が亢進して心拍数や血圧が上昇します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成