A の操作で決定するのはどれか。2 つ選べ。
70 歳の男性。下顎部分床義歯の不適合による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、義歯を製作することとした。作業用模型上の頰側歯槽部で検査中の写真(別冊No. 12A)と検査に使用する器具の写真(別冊No. 12B)を別に示す。
A の操作で決定するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 鉤腕の走行サベイラインを描記することで、鉤腕をどこに走らせるかを決められます。
- ⑵ 鉤尖部の位置鉤尖部の位置は次にアンダーカットゲージで深さを測って決定します。
- ⑶ 隣接面板の幅隣接面板の幅はガイドプレーンの形成範囲などから決めるもので、この操作では決めません。
- ⑷ ビーディングの部位ビーディングは後縁の封鎖などのために行い、この操作で部位を決めるものではありません。
- ⑸ アンダーカットの領域最大豊隆線を描くことで、アンダーカットとなる領域が明らかになります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑸です。写真は見られないため一般的な手順から説明します。作業用模型をサベイヤーに装着し、着脱方向を決めたうえで、アナライジングロッドや炭素棒で鉤歯の最大豊隆線(サベイライン)を描記します。これによりアンダーカットの領域が明らかになり、鉤腕をどの高さでどう走らせるかを決めます。鉤尖の位置はこの後にアンダーカットゲージで深さを測って決定します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成