コンポジットレジン修復を行うこととした。窩洞形成前後の口腔内写真(別冊No. 5…
コンポジットレジン修復を行うこととした。窩洞形成前後の口腔内写真(別冊No. 5)を別に示す。窩洞形成で配慮した事項はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 審美性審美性は修復全体の目的ですが、本問の窩洞形成で配慮された事項とはされていません。
- ⑵ 窩縁斜面の付与窩縁斜面の付与は前歯部などで行うことがありますが、本問の写真で示された配慮ではありません。
- ⑶ 円滑な曲線の付与窩洞外形を角のない円滑な曲線にし、応力集中を避けることが配慮されています。
- ⑷ 遊離エナメル質の除去遊離エナメル質の除去は主に非接着性修復で重視される考え方です。
- ⑸ リバースカーブの付与リバースカーブはⅡ級アマルガム窩洞などで付与する外形で、本問には当たりません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。写真は見られないため一般的な考え方で説明します。コンポジットレジン修復の窩洞形成は接着を前提とし、保持形態を大きく求めず、窩洞外形や内面を角のない円滑な曲線で形成して応力集中や気泡の巻き込みを防ぎます。本問の写真では、窩洞外形が滑らかな曲線で整えられている点が配慮事項とされています。窩縁斜面の付与やリバースカーブはアマルガムや鋳造修復の考え方と混同しやすいので注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成