神経筋接合部の模式図を示す。アが結合して活性化されるイはどれか。1 つ選べ。
神経筋接合部の模式図を示す。アが結合して活性化されるイはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ リアノジン受容体リアノジン受容体は筋小胞体にあり、Ca²⁺放出に関わる受容体です。
- ⑵ アドレナリンα1 受容体アドレナリンα1受容体は平滑筋などにあり、神経筋接合部の受容体ではありません。
- ⑶ 電位依存性Na⁺チャネル電位依存性Na⁺チャネルは終板電位を受けて活動電位を発生させる部分で、伝達物質は結合しません。
- ⑷ 電位依存性Ca²⁺チャネル電位依存性Ca²⁺チャネルは神経終末にあり、伝達物質放出の引き金になります。
- ⑸ ニコチン性アセチルコリン受容体アセチルコリンが結合して開くリガンド作動性チャネルで、終板電位を生じます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。図は見られないため一般的な仕組みから説明します。運動神経終末から放出されたアセチルコリン(ア)は、終板にあるニコチン性アセチルコリン受容体(イ)に結合し、受容体自体が陽イオンチャネルとして開いて終板電位を発生させます。電位依存性Ca²⁺チャネルは神経終末側で伝達物質放出に、リアノジン受容体は筋小胞体からのCa²⁺放出に関わります。重症筋無力症はこの受容体に対する自己抗体で起こります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成