クラウン製作に用いる2 種類のスキャナーの写真と、各スキャナーで得られた画像(別…
クラウン製作に用いる2 種類のスキャナーの写真と、各スキャナーで得られた画像(別冊No. 33A、B)を別に示す。A と比較したB の特徴はどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 異常絞扼反射を生じにくい。印象材を口腔内に入れないため、異常絞扼反射を生じにくいです。
- ⑵ 技工操作過程を短縮できる。印象採得から模型製作までの工程を省け、技工操作過程を短縮できます。
- ⑶ 歯肉縁下の印象採得に適している。光学印象は歯肉縁下の記録が苦手で、従来の印象に比べ適しているとはいえません。
- ⑷ 消毒による印象の変形が生じない。デジタルデータのため、消毒による印象の変形が生じません。
- ⑸ 全顎にわたる補綴処置に適している。全顎の広範囲のスキャンでは誤差が蓄積しやすく、全顎補綴には不利です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑵と⑷です。写真は確認できませんが、Aは石膏模型を読み取る技工用(模型)スキャナー、Bは口腔内スキャナーと考えられます。口腔内スキャナーは印象材やトレーを用いないため異常絞扼反射を生じにくく、印象採得から模型製作までの工程を省いて技工操作を短縮できます。またデータで扱うため、印象体の消毒による変形も生じません。一方、光が届きにくい歯肉縁下の記録や全顎にわたる広範囲の記録は精度の点で不利です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成