上顎前歯部のインプラント埋入におけるインプラントショルダーの位置で正しいのはどれ…
上顎前歯部のインプラント埋入におけるインプラントショルダーの位置で正しいのはどれか。4 つ選べ。
- ⑴ 隣在歯とは1.5~2.0 mm の距離をとる。隣在歯とは1.5〜2.0mmの距離をとり、歯間乳頭の骨を保護します。
- ⑵ 頰舌側に1.0 mm 以上の骨の厚みをとる。頰舌側に1.0mm以上の骨の厚みを確保し、骨吸収や歯肉退縮を防ぎます。
- ⑶ インプラント体間は3.0 mm 以上の距離をとる。インプラント体間は3.0mm以上離し、骨頂の吸収を防ぎます。
- ⑷ 水平的に隣在歯の唇側から1.0 mm 以上口蓋側に設定する。隣在歯の唇側から1.0mm以上口蓋側に設定し、唇側骨の吸収を防ぎます。
- ⑸ 垂直的に隣在歯のセメント-エナメル境から1.0 mm 根尖側に設定する。垂直的には隣在歯のセメント-エナメル境から2〜3mm程度根尖側に設定し、1.0mmでは浅すぎます。
解説
正解は⑴と⑵と⑶と⑷です。上顎前歯部インプラントでは、審美的な歯肉形態を保つため三次元的な埋入位置が重要です。近遠心的には隣在歯と1.5〜2.0mm、インプラント体同士は3.0mm以上離し、頰舌側には1.0mm以上(唇側は2mm程度が望ましい)の骨の厚みを確保します。唇舌的には隣在歯の唇側面から1.0mm以上口蓋側に設定します。垂直的には隣在歯のセメント-エナメル境から約2〜3mm根尖側に設定するのが一般的で、1.0mmでは浅すぎます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成