歯科健康診査において、1 日10 本の喫煙習慣を認める妊娠初期の患者への説明で適…
歯科健康診査において、1 日10 本の喫煙習慣を認める妊娠初期の患者への説明で適切なのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 「早産の可能性があります」妊娠中の喫煙は早産や低出生体重児のリスクを高めます。
- ⑵ 「加熱式タバコに変更しましょう」加熱式タバコにもニコチンなどの有害物質が含まれ、変更を勧めるのは不適切です。
- ⑶ 「妊娠12 週までは禁煙してください」禁煙は妊娠12週までに限らず、妊娠全期間と産後も続ける必要があります。
- ⑷ 「歯周病を進行させる可能性があります」喫煙は歯周病を進行させる最大の環境リスク因子です。
- ⑸ 「歯ぐきの色が黒くなることがあります」喫煙によるメラニン色素沈着で、歯肉が黒く着色することがあります。
解説
正解は⑴と⑷と⑸です。妊娠中の喫煙は早産、低出生体重児、流産、胎盤早期剝離などのリスクを高めます。また喫煙は歯周病の最大の環境リスク因子で、血管収縮や免疫機能低下により歯周病を進行させ、歯肉のメラニン色素沈着(スモーカーズメラノーシス)も生じます。加熱式タバコにもニコチンなどの有害物質が含まれるため代替として勧めるべきではなく、禁煙は妊娠全期間および産後も継続する必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成