急性化膿性根尖性歯周炎の骨内期にみられるのはどれか。1 つ選べ。
急性化膿性根尖性歯周炎の骨内期にみられるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 瘻孔瘻孔は膿が粘膜や皮膚から排出された後に形成され、骨内期にはみられません。
- ⑵ 顔面腫脹顔面腫脹は膿が骨膜下や粘膜下に達した時期に顕著になります。
- ⑶ 羊皮紙様感羊皮紙様感は皮質骨が菲薄化した顎骨嚢胞などでみられる所見です。
- ⑷ 温熱刺激による疼痛増大骨内期は内圧が高く、温熱で血管が拡張すると疼痛が増大します。
- ⑸ 歯周ポケットからの排膿歯周ポケットからの排膿は歯周膿瘍などの所見で、骨内期の特徴ではありません。
解説
正解は⑷です。急性化膿性根尖性歯周炎は、膿が歯根膜腔に限局する歯根膜期、骨内に広がる骨内期、骨膜下に達する骨膜下期、粘膜下に達する粘膜下期と進行します。骨内期では膿が骨内に閉じ込められて内圧が高く、激しい自発痛や拍動痛があり、温熱刺激で血管が拡張して疼痛が増大します。顔面腫脹や羊皮紙様感は骨膜下期以降、瘻孔は膿が排出された後にみられる所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成