58 歳の女性。下顎左側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。従来型グラスアイ…
58 歳の女性。下顎左側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。従来型グラスアイオノマーセメントと光重合型バーニッシュを用いて修復を行うこととした。初診時と修復後の口腔内写真(別冊No. 19A)と修復過程の写真(別冊No. 19B)を別に示す。修復操作の順序で正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ ア→エ→ウ→イ→オア→エ→ウ→イ→オは、歯面処理と填塞、バーニッシュ塗布の順序が一般的な手順と合わないと考えられます。
- ⑵ ア→オ→エ→イ→ウア→オ→エ→イ→ウは、前処理より先に後工程が来るなど手順が入れ替わっていると考えられます。
- ⑶ エ→イ→ウ→ア→オエ→イ→ウ→ア→オは、填塞やバーニッシュの塗布が前処理より先になる順序と考えられます。
- ⑷ エ→ア→オ→イ→ウエ→ア→オ→イ→ウが、清掃・歯面処理から填塞、バーニッシュ塗布へ進む正しい順序と考えられます。
- ⑸ エ→ウ→ア→オ→イエ→ウ→ア→オ→イは、填塞と歯面処理などの順序が逆転していると考えられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。写真は確認できませんが、従来型グラスアイオノマーセメントによる修復は、一般に歯面清掃(または窩洞の確認)、ポリアクリル酸などによる歯面処理(コンディショニング)、水洗・乾燥、練和したセメントの填塞と成形、硬化後に感水を防ぐ光重合型バーニッシュの塗布と光照射、という流れで行います。正答のエ→ア→オ→イ→ウは、この一般的な手順に対応していると考えられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成