50歳の男性。生まれつき全盲で、盲導犬を連れて初めて来院した。歯石の除去を希望し…
50歳の男性。生まれつき全盲で、盲導犬を連れて初めて来院した。歯石の除去を希望している。この患者への対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 説明は付き添いの家族に行い、本人には処置の内容を伝えずに進める。説明は本人に行います。視覚に障害があっても、本人が理解して同意することが前提です。
- ⑵ 驚かせないよう、器具を口に入れる直前まで声をかけずに静かに待つ。声をかけずに急に触れると驚かせます。触れる前に必ず言葉で知らせます。
- ⑶ 盲導犬は、衛生上の理由から院内に入れないよう受付で断る。盲導犬などの身体障害者補助犬の同伴は、医療機関でも原則として受け入れます。
- ⑷ 処置の前に何をするかを言葉で伝え、器具に触れてもらってから始める。見えない分を言葉と触覚で補うと、不安が減り、処置に協力しやすくなります。
- ⑸ 診療台へ誘導するときは、本人の背中を後ろから押して進む方向を示す。誘導では、本人に誘導者の肘や肩をつかんでもらい、半歩前を歩きます。
解説
最も適切なのは、処置の前に何をするかを言葉で伝え、使う器具に手で触れてもらってから始めることです。視覚に障害のある人には、見えない情報を言葉や触覚で補います。誘導では本人に肘をつかんでもらって半歩前を歩き、段差や向きを言葉で伝えます。触れる前には必ず声をかけます。盲導犬などの補助犬の同伴は、医療機関でも受け入れることが求められています。
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