24歳の男性。上顎右側第一小臼歯に深い齲蝕があり、歯髄が感染していたため抜髄を行…
24歳の男性。上顎右側第一小臼歯に深い齲蝕があり、歯髄が感染していたため抜髄を行う。髄室の天蓋を除去したときに、髄床底で見つかる根管口の数と並び方として最も多いものはどれか。
- ⑴ 髄床底の中央に1つだけある、点状の根管口中央に点状の根管口が1つという形は前歯に近く、上顎第一小臼歯では少数です。
- ⑵ 近心と遠心に1つずつ、近遠心的に並んだ2つの根管口上顎第一小臼歯の根管は頬舌的に分かれ、近遠心的に並ぶことはまれです。
- ⑶ 近心に2つ、遠心に1つの、合わせて3つの根管口近心に2つ、遠心に1つの根管口は、下顎大臼歯でよくみられます。
- ⑷ 近心頬側・遠心頬側・口蓋側の、三角形に並んだ3つの根管口三角形に並ぶ3つの根管口は、上顎大臼歯の特徴です。
- ⑸ 頬側と口蓋側に1つずつ、頬舌的に並んだ2つの根管口上顎第一小臼歯は頬側と口蓋側の2根管のことが多く、根管口は頬舌的に並びます。
解説
最も多いのは、頬側と口蓋側に1つずつ、頬舌的に並んだ2つの根管口です。上顎第一小臼歯は頬側と口蓋側の2根に分かれることが多く、1根の場合でも2根管をもつことが多い歯です。そのため髄室の開拡は頬舌的に長い楕円形にし、2つの根管口を見落とさないようにします。三角形に並ぶ3つの根管口は上顎大臼歯、近心に2つと遠心に1つの根管口は下顎大臼歯の特徴です。
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