20歳の男性。知的障害とてんかんがある。歯石除去の途中で突然意識を失い、全身を硬…
20歳の男性。知的障害とてんかんがある。歯石除去の途中で突然意識を失い、全身を硬くしたあと手足をがくがくと震わせ始めた。この発作中の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 手足を強く押さえつけ、けいれんの動きを力で止めようとする。力で押さえると骨折や脱臼を起こすため、動きは止めません。
- ⑵ 口腔内の器具を素早く取り出し、体がユニットから落ちないように支える。けがを防ぐため、危険な物を除き転落しないよう支えます。
- ⑶ 発作が始まった時刻を確かめ、どのくらい続いたかを記録しておく。持続時間は救急要請や薬の使用を判断する手がかりになります。
- ⑷ 舌をかまないよう、指やガーゼを上下の歯の間に押し込んでかませる。口に物を入れると歯の破折や窒息、指のけがの原因になります。
- ⑸ 発作の最中に水を口に含ませて、気持ちを落ち着かせるようにする。意識のないときに水を与えると誤嚥を起こします。
解説
適切なのは、口腔内の器具を取り出して転落しないよう支えること、発作の始まった時刻を確かめて持続時間を記録することの2つです。てんかんの発作中は、周りの危険を取り除いてけがを防ぎ、発作が自然におさまるのを見守ります。口に物を入れたり体を押さえつけたりしてはいけません。おさまったら横向きにして気道を保ちます。発作が5分以上続く場合は救急要請を検討します。
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