生後3か月の乳児の保護者から、授乳中に息苦しそうにせず、乳を飲みながら鼻で呼吸を…
生後3か月の乳児の保護者から、授乳中に息苦しそうにせず、乳を飲みながら鼻で呼吸を続けているのはなぜかと質問された。乳児が哺乳しながら呼吸を続けられる理由として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 乳児は哺乳の間は呼吸を止めていて、飲み終えてから何回も続けてまとめて呼吸をしているため乳児は哺乳しながら呼吸を続けており、長く呼吸を止めているわけではありません。
- ⑵ 乳児の舌は成人より小さく、口の中に空気の通り道が大きく残っているため乳児の舌は口腔に比べて大きく、口の中のほとんどを占めています。
- ⑶ 喉頭が高い位置にあって喉頭蓋が軟口蓋に近く、乳が気道の両脇を通って食道へ流れるため乳児では喉頭が高い位置にあり、鼻からの空気の通り道と乳の通り道が分かれやすくなっています。
- ⑷ 乳児の気管は食道より後ろにあり、乳が気管の前を通っていくため気管は食道の前にあり、この位置関係は乳児も成人も同じです。
- ⑸ 乳児は口で呼吸をしていて、鼻はふさがった状態で乳を飲み込んでいるため乳児は鼻で呼吸する傾向が強く、口だけで呼吸しているわけではありません。
解説
最も適切なのは、喉頭が首の高い位置にあり、喉頭蓋が軟口蓋に近いため、乳が気道の両脇を通って食道へ流れるためです。乳児では喉頭の位置が高く、鼻腔から喉頭への空気の通り道と、口から食道への乳の通り道が分かれやすくなっています。そのため鼻で呼吸しながら乳を吸い続けることができます。成長とともに喉頭は下がり、発声の機能が発達する一方で、食べ物の通り道と空気の通り道が交わるようになります。
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