ソクマル歯科医師

58歳の男性。大動脈弁に病変があることを知らされていたが、歯科医院に伝えずに下顎…

58歳の男性。大動脈弁に病変があることを知らされていたが、歯科医院に伝えずに下顎右側第一大臼歯の抜歯を受けた。2週間後から微熱とだるさが続き、血液培養で口腔の常在菌と同じ種類の菌が検出され、感染性心内膜炎と診断された。この菌の由来と、弁に至った経路として最も考えられるのはどれか。

解説

最も考えられるのは、口腔に常在するα溶血を示すレンサ球菌が、抜歯の際に血流に入り、傷んだ弁に付着した経路です。口腔には多くの常在菌がいて、抜歯や歯周組織の処置で一時的に血液の中に入ります。健康な人ではすぐに除かれますが、弁膜症などで弁が傷んでいると、そこに菌が付着して増え、感染性心内膜炎を起こします。危険の高い患者では、処置の前に抗菌薬の予防投与を行います。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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