ソクマル歯科医師

11歳の女子。上顎の歯列弓が狭く、両側の臼歯部が交叉咬合である。左右の第一小臼歯…

11歳の女子。上顎の歯列弓が狭く、両側の臼歯部が交叉咬合である。左右の第一小臼歯と第一大臼歯に固定した急速拡大装置を装着し、拡大ねじを1日2回回すよう指示した。2週間後、それまで閉じていた上顎の左右の中切歯の間に、新たに3mmのすき間が生じていた。このすき間が生じた理由として最も考えられるのはどれか。

解説

正中口蓋縫合が開いて左右の上顎骨が離れたため、と考えるのが最も適切です。急速拡大装置は短期間に大きな力をかけ、成長期の正中口蓋縫合を開いて上顎骨そのものを左右に広げます。左右の中切歯はそれぞれ別の上顎骨に植立しているため、縫合が開くと中切歯の間にすき間が生じます。このすき間は縫合が開いた目安になり、その後は歯の移動によって自然に閉じていきます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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