ソクマル歯科医師

55歳の男性。頸部の手術を受けた後から、舌を前に突き出すと右側へ偏るようになった…

55歳の男性。頸部の手術を受けた後から、舌を前に突き出すと右側へ偏るようになった。右側の舌には萎縮もみられる。味覚と舌の感覚に異常はない。障害された神経として最も考えられるのはどれか。

解説

右側の舌下神経の障害が最も考えられます。舌下神経は舌筋を支配する運動神経で、片側が障害されると同じ側の舌筋が麻痺して萎縮します。舌を突き出すときは左右のオトガイ舌筋が舌を前方へ押し出しますが、麻痺側の力が弱いため、健側の力に押されて舌は麻痺側へ偏ります。感覚と味覚に異常がないことから、舌神経や舌咽神経の障害とは区別できます。
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