45歳の男性。転倒して顔面の皮膚に切創ができ、縫合することになった。処置の前に皮…
45歳の男性。転倒して顔面の皮膚に切創ができ、縫合することになった。処置の前に皮膚の構造を確認した。正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 表皮は、角化した重層扁平上皮からなる。皮膚の表皮は角化重層扁平上皮で、最表層に角質層があります。
- ⑵ 表皮の中には、血管が入り込んでいない。表皮は無血管で、栄養は真皮の血管から拡散によって届きます。
- ⑶ 汗腺や毛包は、真皮から皮下組織にかけて位置する。皮膚の付属器である汗腺や毛包は、表皮から落ち込んで真皮や皮下組織に位置します。
- ⑷ 表皮の細胞は、最表層の角質層で分裂して増える。表皮の細胞は基底層で分裂し、表層へ押し上げられて角化します。
- ⑸ メラニンを作る細胞は、真皮の深層に多く分布する。メラニンを作るメラノサイトは、表皮の基底層に分布します。
解説
表皮が角化重層扁平上皮であること、表皮に血管がないこと、汗腺や毛包が真皮から皮下組織に位置することの3つが正しいです。皮膚は表皮・真皮・皮下組織からなります。表皮の細胞は基底層で分裂して表層へ移り、角化して剥がれ落ちます。基底層にはメラノサイトがあり、メラニンを作ります。真皮には血管や神経が豊富で、縫合では真皮をしっかり合わせることが大切です。
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