市の地域包括支援センターが開く地域ケア会議に、かかりつけ歯科医として出席すること…
市の地域包括支援センターが開く地域ケア会議に、かかりつけ歯科医として出席することになった。一人暮らしの要支援の高齢者で、食事量が減っている事例が検討される予定である。この会議の役割として正しいのはどれか。
- ⑴ 地域の医療機関が提出した診療報酬の請求内容を点検し、支払額を決める。診療報酬の審査は審査支払機関が担う業務です。
- ⑵ 出席した歯科医師に代わって、事例の高齢者の歯科治療の方針を決定する。治療方針は担当の歯科医師が本人と相談して決めるもので、会議が決めるものではありません。
- ⑶ 主治医の意見書と訪問調査の結果をもとに、高齢者の要介護度を判定する。要介護度の判定は介護認定審査会が行い、地域ケア会議の役割ではありません。
- ⑷ 参加者の多数決で、事例の高齢者が入所する介護保険施設を指定する。施設の利用は本人の選択と契約によるもので、会議が入所先を指定することはありません。
- ⑸ 個別の事例の検討を積み重ね、地域に共通する課題を見つけて資源づくりにつなげる。地域ケア会議は個別課題の解決と、地域課題の発見・政策形成を結びつける場です。
解説
個別の事例の検討を積み重ねて地域に共通する課題を見つけ、資源づくりにつなげることが地域ケア会議の役割です。地域ケア会議は地域包括ケアシステムを進める手段の一つで、医療・介護・福祉の多職種が集まり、支援の難しい個別の事例について解決策を話し合います。そこから地域に不足する資源や仕組みを明らかにし、政策につなげます。歯科医師は、食べる機能や口腔の状態の視点から助言する役割を担います。
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