3歳の女児。市町村から案内された3歳児健康診査を受け、歯科医師の診察で上顎乳中切…
3歳の女児。市町村から案内された3歳児健康診査を受け、歯科医師の診察で上顎乳中切歯の隣接面に齲蝕が見つかった。母親から、この健康診査はどのような仕組みで行われているのかと質問された。この健康診査について正しいのはどれか。
- ⑴ 児童福祉法に基づいて、児童相談所が実施する。児童相談所は虐待や養育の相談に対応する機関で、幼児の健康診査は行いません。
- ⑵ 医療法に基づいて、地域の病院が交代で実施する。医療法は医療提供体制を定める法律で、幼児の健康診査の根拠ではありません。
- ⑶ 健康増進法に基づいて、都道府県の保健所が実施する。健康増進法は成人の歯周疾患検診などの根拠で、幼児の健康診査は母子保健法によります。
- ⑷ 学校保健安全法に基づいて、教育委員会が実施する。教育委員会が行うのは入学前の就学時健康診断で、3歳児の健康診査ではありません。
- ⑸ 母子保健法に基づいて、住民に身近な市町村が実施する。1歳6か月児と3歳児の健康診査は、母子保健法で市町村が行うことになっています。
解説
3歳児健康診査は、母子保健法に基づいて市町村が実施します。母子保健法は1歳6か月児と3歳児の健康診査を市町村に義務づけており、歯科医師による診察と保護者への保健指導が含まれます。乳歯の齲蝕は3歳ごろに増えやすいため、この時期に見つけて生活習慣を見直すことが大切です。就学時の健康診断は学校保健安全法、成人の歯周疾患検診は健康増進法が根拠です。
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