歯科医師が、歯科技工所に上顎の全部床義歯の製作を依頼する。歯科技工士法に沿った進…
歯科医師が、歯科技工所に上顎の全部床義歯の製作を依頼する。歯科技工士法に沿った進め方として正しいのはどれか。
- ⑴ 歯科医師が歯科技工指示書を作成し、歯科技工士はそれに基づいて義歯を製作する。歯科技工は歯科医師の指示書に従って行うことが法律で定められています。
- ⑵ 完成した義歯は、歯科技工士が患者宅を訪れて直接装着し、適合を調整する。患者への義歯の装着や調整は歯科医師が行う医療行為です。
- ⑶ 指示書は歯科技工士が作成して、完成後に歯科医師がその内容に署名して確認する。指示書を作成するのは歯科医師で、歯科技工士が作るものではありません。
- ⑷ 歯科衛生士が電話で製作内容を伝えれば、指示書の作成を省略することができる。口頭での依頼では指示書の代わりにならず、歯科医師による書面の指示が必要です。
- ⑸ 歯科技工士が患者の口腔内で印象採得と咬合採得を行い、その記録で義歯を作る。口腔内での印象採得や咬合採得は歯科医療行為で、歯科技工士には認められていません。
解説
歯科医師が歯科技工指示書を作成し、歯科技工士がそれに基づいて製作する進め方が正しいです。歯科技工士法では、歯科技工士は歯科医師の指示書によらなければ業務を行えないと定めています。印象採得や咬合採得、患者への装着や調整は患者の口腔内で行う歯科医療行為であり、歯科技工士の業務ではありません。指示書には設計や使用材料などを記載し、患者ごとに作成します。
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