ソクマル歯科医師

65歳の男性。2週間後に食道がんの手術を全身麻酔下で受ける予定で、外科から術前の…

65歳の男性。2週間後に食道がんの手術を全身麻酔下で受ける予定で、外科から術前の口腔管理を依頼された。口腔内には動揺の大きい下顎右側中切歯と、全顎的な多量の歯石がみられる。歯科の対応として最も適切なのはどれか。

解説

歯石を除去して口腔内の細菌を減らし、動揺の大きい歯について麻酔科と対応を相談するのが最も適切です。全身麻酔下の手術では、口腔内の細菌が気管に入ると術後肺炎の原因になります。とくに食道がんの手術は術後肺炎が起こりやすく、術前の口腔管理が重視されます。また、動揺の大きい歯は気管挿管の際に脱落して誤嚥されるおそれがあるため、抜歯や固定、マウスガードの使用などを術前に検討します。
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