ソクマル歯科医師

80歳の女性。肺炎のため広域抗菌薬を3週間服用している。舌背と頬粘膜に、ぬぐうと…

80歳の女性。肺炎のため広域抗菌薬を3週間服用している。舌背と頬粘膜に、ぬぐうとはがれる白色の偽膜が多数みられる。この変化の背景にある口腔の生態系の変化として最も適切なのはどれか。

解説

抗菌薬によって常在細菌叢が抑えられ、真菌が増えたことが背景です。口腔には多くの種類の微生物がたがいに抑え合いながら共存しています。広域抗菌薬を長く使うと、抗菌薬の効く細菌が減り、効かないカンジダが相対的に増殖します。これを菌交代現象といい、ぬぐうとはがれる白色の偽膜を特徴とする偽膜性カンジダ症が生じます。高齢や免疫の低下、義歯の不潔もこの変化を起こしやすくします。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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