歯科医師が電子診療録に記載した処置内容に誤りがあることに、翌日になって気づいた。…
歯科医師が電子診療録に記載した処置内容に誤りがあることに、翌日になって気づいた。訂正の方法として適切なのはどれか。
- ⑴ 元の記載を残して正しい内容を追記し、訂正の日時と訂正者が分かるようにする。電子保存では真正性の確保が求められ、訂正の履歴を残す必要があります。
- ⑵ 担当した歯科衛生士の利用者番号でログインしてもらい、代わりに訂正内容を入力させる。他人の利用者番号での入力は、誰が記載したかという責任の所在をあいまいにします。
- ⑶ 患者から訂正への同意書を受け取ったうえで、誤りのあった日の記載を削除して作り直す。同意を得ても記載を削除して作り直すことは認められず、訂正の履歴を残します。
- ⑷ 訂正内容は診療録には書かず、診療所の業務日誌に誤りの経緯とともに記録しておく。診療の記録は診療録そのものを訂正して残す必要があり、別の帳簿では代えられません。
- ⑸ 誤った記載を消去して正しい内容に書き換え、前の記載が画面に表示されないようにする。元の記載を消すと記録の真正性が失われ、改ざんと区別できなくなります。
解説
元の記載を残したまま正しい内容を追記し、訂正の日時と訂正者が記録に残るようにするのが適切です。電子診療録を含む診療情報の電子保存では、真正性・見読性・保存性の確保が求められます。真正性とは、誰がいつ何を書いたかが明確で、書き換えや消去が防がれていることです。誤りの訂正では元の記載を消さず、履歴を残します。他人の利用者番号での入力や、別の帳簿への記録で済ませる方法は適切ではありません。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。