60歳の男性。舌癌の術後に放射線療法を行うことになった。照射は1回あたり2Gyと…
60歳の男性。舌癌の術後に放射線療法を行うことになった。照射は1回あたり2Gyとし、1週間に5回の割合で6週間続ける計画である。この計画で照射される総線量はどれか。
- ⑴ 120Gy1回の線量を4Gyとして計算した値で、条件と合いません。
- ⑵ 12Gy1回の線量に週数を掛けた値で、1週間の照射回数を掛けていません。
- ⑶ 10Gy1週間分の線量で、6週間分を合計していません。
- ⑷ 60Gy2Gy×5回×6週で、照射回数30回、総線量60Gyです。
- ⑸ 30Gy1週間の照射回数と週数を掛けた回数を、そのまま線量とした値です。
解説
この計画で照射される総線量は60Gyです。1週間に5回、6週間続けると照射回数は30回になり、1回2Gyを掛けると総線量は60Gyとなります。頭頸部の癌の放射線療法では、1回の線量を小さくして回数を分ける分割照射が標準的に用いられます。分割することで、照射と照射の間に正常組織が回復でき、腫瘍に十分な線量を与えながら有害事象を抑えられます。総線量と回数は、有害事象の予測にも用います。
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