口腔扁平上皮癌に対する1 日1 回照射、1 回線量2 Gy の外部照射法による根…
口腔扁平上皮癌に対する1 日1 回照射、1 回線量2 Gy の外部照射法による根治的放射線治療として推奨されている線量はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 36~40 Gy36〜40Gyは緩和照射などで用いられる線量で、根治には不十分です。
- ⑵ 46~50 Gy46〜50Gyは予防的照射などで用いる線量で、根治線量としては不十分です。
- ⑶ 56~60 Gy56〜60Gyは術後照射などで用いられる線量で、根治的照射としては不十分です。
- ⑷ 66~70 Gy通常分割照射による根治的放射線治療では66〜70Gyが推奨されています。
- ⑸ 76~80 Gy76〜80Gyは正常組織の耐容線量を超えるおそれがあり、通常は用いません。
解説
正解は⑷です。口腔扁平上皮癌に対する根治的放射線治療では、1日1回2Gyを週5回照射する通常分割照射で、総線量66〜70Gy(約7週間)が推奨されています。この線量は腫瘍の制御に必要な線量と、周囲の正常組織の耐容線量との兼ね合いで決められています。術後照射では50〜66Gy程度が用いられます。照射に伴い口腔粘膜炎、口腔乾燥、味覚障害、放射線性骨壊死などの有害事象が生じるため、照射前からの口腔管理が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成