組織内照射に用いる核種で、永久的に留置するのはどれか。1 つ選べ。
組織内照射に用いる核種で、永久的に留置するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ ¹⁹⁸Au¹⁹⁸Auは半減期が約2.7日と短く、グレインとして組織内に永久的に留置します。
- ⑵ ⁶⁰Co⁶⁰Coは半減期約5.3年と長く、主に外部照射の線源として用いられてきました。
- ⑶ ¹³⁷Cs¹³⁷Csは半減期約30年と長いため、一時刺入の線源として用いられます。
- ⑷ ¹⁹²Ir¹⁹²Irは半減期約74日で、ヘアピンやワイヤー状の線源として一時刺入に用います。
- ⑸ ²²⁶Ra²²⁶Raは半減期約1,600年と非常に長く、一時刺入に用いられましたが現在はほとんど使われません。
解説
正解は⑴です。組織内照射(小線源治療)には、線源を一時的に刺入して所定の線量を照射した後に抜去する一時刺入と、線源を永久的に組織内に留置する永久刺入があります。永久刺入には半減期が短い核種が用いられ、¹⁹⁸Au(金グレイン、半減期約2.7日)は口腔癌などで用いられてきました。¹⁹²Ir、¹³⁷Cs、²²⁶Raは半減期が長いため一時刺入に用い、⁶⁰Coは主に外部照射に用いられます。前立腺癌では¹²⁵Iシードの永久刺入が知られています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成