ソクマル歯科医師

70歳の女性。肺炎のため2週間にわたり広域の抗菌薬を投与された。その後、舌と頬粘…

70歳の女性。肺炎のため2週間にわたり広域の抗菌薬を投与された。その後、舌と頬粘膜に拭うと剥がれる白色の苔状物が多数みられ、口腔カンジダ症と診断された。この発症の仕組みとして正しいのはどれか。

解説

抗菌薬で常在細菌が減り、抗菌薬の効かない真菌が相対的に増えたことが原因です。口腔にはレンサ球菌を中心とする多数の細菌と、少数のカンジダなどの真菌が常在し、互いに拮抗して均衡を保っています。広域の抗菌薬を長く使うと細菌叢が乱れ、抑えられていたカンジダが増殖します。これを菌交代現象と呼びます。高齢者や免疫が低下した人、義歯の使用者では特に起こりやすいため、口腔の観察と清掃が大切です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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