医薬品が栄養・食事に及ぼす影響に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ…
医薬品が栄養・食事に及ぼす影響に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ グレープフルーツジュースは、薬物の代謝を促進して作用を弱める。代謝を阻害して作用を強めることがあります。
- ⑵ ループ利尿薬の使用では、血清カリウム値が上昇しやすい。ループ利尿薬ではカリウムの排泄が増えて低下しやすく、上昇しやすいのはカリウム保持性利尿薬です。
- ⑶ ワルファリンの作用は、ビタミンKの摂取により弱まる。ビタミンKはワルファリンと拮抗するため、納豆などの摂取は避けます。
- ⑷ 納豆の摂取を避けるのは、ビタミンDを多く含むためである。納豆を避けるのは、ワルファリンと拮抗するビタミンKを多く含むためです。
- ⑸ 副腎皮質ステロイド薬の長期使用では、血糖値が下がりやすい。副腎皮質ステロイド薬は糖新生を促すため血糖値は上がりやすく、骨量の減少にも注意が必要です。
解説
正解は⑶です。医薬品と食品の相互作用は、栄養管理で見落とせない点です。血液を固まりにくくするワルファリンはビタミンKと拮抗するため、納豆や青汁などビタミンKを多く含む食品は避けます。グレープフルーツジュースは薬物の代謝を阻害し、作用を強めることがあります。また、副腎皮質ステロイド薬の長期使用では骨量の減少を招くためカルシウムやビタミンDへの配慮が必要で、利尿薬では種類に応じて電解質の変動に注意します。
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