ソクマル看護師

受診に同行していた母親からは「A から『私の代わりに鍵が閉まっているか見てきてほ…

次の文を読み112〜114 の問いに答えよ。A さん(24 歳、女性)は大学卒業後、一般企業に就職したが、何度も自宅の鍵を閉めたかどうかを確認するため、遅刻を繰り返した。連絡せずに複数回の遅刻があったことを上司のB さんから強く注意され、うつ状態となったため精神科外来を受診したところ、強迫性障害と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉が処方された。
受診に同行していた母親からは「A から『私の代わりに鍵が閉まっているか見てきてほしい』といった要望が多い。それに従わないと『どうして私のつらさを分かってくれないの』と大きな声を出す。どのように関わればよいか分からない」と看護師に相談があった。母親への看護師の対応で適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。強迫性障害では、家族が確認行為を代わりに行ったり保証を与えたりする巻き込み(家族の同伴行為)が生じ、それが症状を維持し強めてしまうことがあります。母親はどう関わればよいか分からないと困っており、まず母親が病気の特徴や巻き込みの意味をどのように理解しているかを確認することが対応の出発点になります。理解の程度に応じて心理教育を行い、主治医と方針を合わせながら段階的に対応を変えていきます。要望に応じ続けることは症状を維持し、待つだけの助言や声に反応しないという一方的な対応は関係の悪化を招きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成

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