合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気管挿管を行い用手換気…
合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気管挿管を行い用手換気をしたところ、左胸郭の挙上が不良であった。原因として考えられるのはどれか。
- ⑴ 無気肺全身状態は良好で、無気肺は考えにくい状況です。
- ⑵ 食道挿管食道に入れば、両側とも持ち上がりません。
- ⑶ 片肺挿管右の気管支に入り込み、左が持ち上がりません。
- ⑷ 換気量不足不足では、左右の差は生じません。
解説
正解は⑶です。気管チューブが深く入りすぎると、分岐の角度が緩やかな右の気管支に入り込み、右の肺だけに空気が送られて左の胸は持ち上がりません。これが片肺挿管です。食道に入っていれば両側とも持ち上がらず、無気肺や換気量の不足も左右差を説明できません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成