術中の仰臥位の保持によって発生することがある腕神経叢麻痺の原因はどれか。
術中の仰臥位の保持によって発生することがある腕神経叢麻痺の原因はどれか。
- ⑴ 上腕の持続的圧迫上腕の圧迫は、橈骨神経の障害を招きます。
- ⑵ 前腕の回外の持続前腕の回外は、麻痺の原因になりません。
- ⑶ 肘関節の持続的圧迫肘の圧迫は、尺骨神経の障害を招きます。
- ⑷ 上肢の90 度以上の外転神経が引き伸ばされ、麻痺が起こります。
解説
正解は⑷です。手術中に上肢を90度を超えて外側へ広げたままにすると、鎖骨と第1肋骨の間で腕神経叢が引き伸ばされたり圧迫されたりして麻痺が起こります。そのため外転は90度までにとどめます。上腕や肘の圧迫、前腕の回外は、別の神経の障害につながります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成