産褥 2 日。血糖値は朝食前 80 mg/dl、朝食後 2 時間 120 mg/…
次の文を読み47~49 の問いに答えよ。A さん(38 歳、初産婦)。妊娠糖尿病。妊娠中は、自己血糖測定、インスリン自己注射を行い、食事は 6 回の分割食とし血糖コントロールは良好であった。3,100 g の児を正常分娩にて出産し母児同室中である。産褥 1 日。医師からインスリン注射について「今は使用しなくてよいでしょう。今後は血糖値の変化をみながら使用について判断していきましょう」と説明があった。
産褥 2 日。血糖値は朝食前 80 mg/dl、朝食後 2 時間 120 mg/dl であった。助産師が訪室すると直接授乳を行っている。このときの対応で適切なのはどれか。
- ⑴ このまま経過を観察する。いずれも正常の範囲で、経過をみられます。
- ⑵ 飴をなめるように促す。低血糖ではなく、なめる必要はありません。
- ⑶ 直ちに母乳を中止する。母乳を中止する理由は、ありません。
- ⑷ 直ちにインスリン注射の準備をする。高血糖ではなく、準備する場面ではありません。
解説
正解は⑴です。朝食前80mg/dL、朝食後2時間120mg/dLはいずれも正常の範囲で、低血糖にも高血糖にもあたりません。授乳そのものが血糖を下げる方向にはたらくことを踏まえつつ、このまま経過をみます。症状のない状態で飴をなめる必要はなく、母乳を中止する理由もありません。医師からインスリンは使わなくてよいと説明されており、注射を準備する場面でもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成