33 歳の女性。卵管因子による不妊のため1年前から治療を開始し、今回初めて体外受…
33 歳の女性。卵管因子による不妊のため1年前から治療を開始し、今回初めて体外受精―胚移植〈IVF-ET〉を受けることになった。女性への治療方法の説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 「移植する胚は1個です」多胎を避けるため、原則として胚は1個を移植します。
- ⑵ 「胚は卵管内に移植します」胚は卵管ではなく、子宮内に移植します。
- ⑶ 「卵子の採取には腹腔鏡を使用します」採卵は経腟超音波下で行い、腹腔鏡は用いません。
- ⑷ 「成熟卵胞を穿刺して卵子を採取します」経腟超音波下に成熟卵胞を穿刺して採取します。
- ⑸ 「顕微鏡下で精子を卵子に注入し受精させます」精子を注入するのは顕微授精の方法です。
解説
正解は⑴と⑷です。体外受精では経腟超音波下に成熟卵胞を穿刺して卵子を採取します。また多胎を避けるため、原則として移植する胚は1個とされています。胚は卵管ではなく子宮内に移植し、採卵に腹腔鏡は通常用いません。精子を直接注入するのは顕微授精であり、通常の体外受精では自然に受精させます。治療の流れと用語を正しく伝えることが、納得して臨むための支えになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成