日齢3の正期産児。出生体重3,100 g。混合栄養で哺乳は良好だが、哺乳後の非胆…
日齢3の正期産児。出生体重3,100 g。混合栄養で哺乳は良好だが、哺乳後の非胆汁性嘔吐を1日4、5回認めている。排尿、排便は良好である。本日の体重は2,850 g で腹部膨満を認め、医師の診察の結果、胃軸捻転の疑いと診断されている。児の日常のケアの際の助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 上体の挙上上体を高くすることで、嘔吐と腹部膨満を軽くできます。
- ⑵ 糖水の投与糖水を与えても、嘔吐の改善にはつながりません。
- ⑶ 人工乳の増量量を増やすと、嘔吐がかえって増えてしまいます。
- ⑷ 腹部マッサージ腹部のマッサージは、症状の改善になりません。
- ⑸ おしゃぶりの使用空気を飲み込みやすくなり、かえって悪化します。
解説
正解は⑴です。胃軸捻転では胃がねじれて内容物が流れにくくなるため、授乳後に上体を高くした姿勢を保ち、嘔吐と腹部膨満を軽くします。右側臥位にして腹臥位気味に寝かせる方法もとられます。糖水の投与や人工乳の増量は嘔吐を増やし、腹部マッサージやおしゃぶりは症状を改善する方法になりません。授乳は少量ずつ分けて行い、排気を十分にすることもあわせて指導します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成