ソクマル助産師

42 歳の経産婦。既往歴、家族歴に特記すべきことはない。前置胎盤に伴う出血があり…

42 歳の経産婦。既往歴、家族歴に特記すべきことはない。前置胎盤に伴う出血があり、2週間の安静入院後、妊娠37 週で帝王切開術となった。手術翌日の子宮底の高さは臍下1横指で、収縮は良好である。術後の初回歩行前に左下腿に浮腫と発赤を認め、その部位に痛みを訴えている。バイタルサインは体温37.0 ℃、脈拍80/分、血圧120/75 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98 %(room air)。優先的に行うのはどれか。

解説

正解は⑸です。帝王切開後に片側の下腿の腫れと発赤、痛みが現れたことは深部静脈血栓症を強く疑わせます。確定診断と肺塞栓症の有無を確かめるには造影CT検査が最も有用です。凝固機能の検査も行いますが確定には至らず、心電図や呼吸機能、尿の検査では血栓の有無を判断できません。妊娠中と産褥期は血栓ができやすく、早期離床と弾性ストッキングで予防します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成

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