25 歳の初産婦。妊娠40 週1日、分娩所要時間20 時間30 分で体重3,65…
25 歳の初産婦。妊娠40 週1日、分娩所要時間20 時間30 分で体重3,650 g の女児を正常分娩した。分娩2時間後の観察時に「本当に痛くて大きな声で叫んでしまいました。二度とお産はしたくないです」と硬い表情で言った。助産師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「次のお産は今回と同じにはなりませんよ」次のお産の話は、今の気持ちに応えていません。
- ⑵ 「赤ちゃんの顔を見たら気持ちが変わりますよ」気持ちを打ち消すことになり、適切ではありません。
- ⑶ 「痛かったですよね。でも上手なお産でしたよ」つらさを受け止めたうえで、経過をねぎらえます。
- ⑷ 「みんな大きな声を出すので気にしないでください」一般化は、本人の体験を軽んじることになります。
解説
正解は⑶です。産婦のつらかった気持ちをまず受け止め、そのうえで経過をねぎらうことが、出産体験を肯定的に受け止める助けになります。次のお産の話や赤ちゃんを見れば変わるという言葉は、今の気持ちを打ち消してしまいます。みんな声を出すという一般化も、本人の体験を軽んじる対応になってしまいます。時間をおいてから、改めて分娩の経過を振り返る機会をつくります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成