早産のリスクのある胎児の肺成熟を期待し、母体にグルココルチコイドを投与するのは、…
早産のリスクのある胎児の肺成熟を期待し、母体にグルココルチコイドを投与するのは、妊娠何週までか。
- ⑴ 2424週は投与対象の期間に含まれますが、上限ではありません。
- ⑵ 2727週は投与対象の期間に含まれますが、上限ではありません。
- ⑶ 3030週は投与対象の期間に含まれますが、上限ではありません。
- ⑷ 33わが国の指針では妊娠33週(34週未満)までが投与の対象です。
- ⑸ 3636週は後期早産で、ルーチンの投与対象ではありません。
解説
正解は⑷です。早産が予想される場合、母体にベタメタゾンなどのグルココルチコイドを投与すると、胎児の肺サーファクタントの産生が促進され、新生児呼吸窮迫症候群、脳室内出血、壊死性腸炎などのリスクが低下します。わが国の産婦人科診療ガイドライン(2026年時点)では、妊娠22週以降34週未満(33週まで)に早産が予想される場合に投与することが推奨されています。投与後24時間から7日間で効果が最大となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成