血液培養検体の採取方法で正しいのはどれか。
血液培養検体の採取方法で正しいのはどれか。
- ⑴ 皮膚の消毒薬が乾かないうちに採血を行う。消毒薬が乾燥する前に穿刺すると消毒効果が不十分となるため、乾燥を待ちます。
- ⑵ 採血時には滅菌手袋を使用する。コンタミネーションを防ぐため、滅菌手袋を使用して採血します。
- ⑶ 同部位から複数回採取する。汚染菌との鑑別のため、異なる部位から複数セットを採取します。
- ⑷ 鼠径部からの採取が推奨される。鼠径部は汚染されやすく、採血部位として推奨されません。
- ⑸ 好気性ボトル、嫌気性ボトルの順に血液を注入する。シリンジで採血した場合は嫌気性ボトルから先に注入します。
解説
正解は⑵です。血液培養は皮膚常在菌の混入(コンタミネーション)を防ぐことが重要です。採血部位を消毒し、消毒薬が十分に乾燥してから穿刺します。採血時は滅菌手袋を着用し、穿刺部位に触れないようにします。異なる部位から2セット以上を採取することで、検出された菌が真の起炎菌か汚染菌かを判断できます。鼠径部は汚染されやすいため避けます。シリンジ採血では空気の混入を避けるため嫌気ボトルから先に注入します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成