細菌培養検査の検体に適さないのはどれか。
細菌培養検査の検体に適さないのはどれか。
- ⑴ 中間尿中間尿は外尿道口周囲の常在菌の混入を減らして採取した尿で、培養検体として適しています。
- ⑵ 尿道分泌物尿道炎(淋菌など)が疑われる場合、尿道分泌物は培養や核酸増幅検査の検体として用います。
- ⑶ 導尿で採取した尿導尿で無菌的に採取した尿は汚染が少なく、培養検体として適しています。
- ⑷ 腎瘻造設時に採取した尿腎瘻造設時に採取した尿は無菌的に得られ、上部尿路の評価に用いる培養検体として適しています。
- ⑸ 尿道留置カテーテルの集尿袋内の尿集尿袋内の尿は長時間貯留して細菌が増殖・汚染しているため、培養検体に適しません。
解説
正解は⑸です。尿道留置カテーテルの集尿袋内の尿は、長時間室温で貯留しているため細菌が増殖したり汚染されたりしており、培養検査の検体には適しません。留置カテーテルから採尿する場合は、消毒したカテーテルのサンプリングポートから新たに採取します。中間尿、導尿や腎瘻造設時に無菌的に採取した尿、尿道炎を疑う場合の尿道分泌物は、いずれも細菌培養に用いることができます。検体は採取後すぐに提出するか冷蔵保存します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成