毛細血管内血液の還元ヘモグロビン濃度が5 g/dL 以上になると出現し、皮膚や粘…
毛細血管内血液の還元ヘモグロビン濃度が5 g/dL 以上になると出現し、皮膚や粘膜が暗紫色になるのはどれか。
- ⑴ 黄疸黄疸はビリルビンの沈着によって皮膚や眼球結膜が黄色くなる状態です。
- ⑵ 紅斑紅斑は真皮の血管拡張による赤い皮疹で、圧迫すると消退します。
- ⑶ 紫斑紫斑は皮内や皮下への出血で、圧迫しても消退しない点が紅斑と異なります。
- ⑷ 網状皮斑網状皮斑は皮膚の微小循環障害による網目状の紫紅色の斑で、還元ヘモグロビン濃度で定義されるものではありません。
- ⑸ チアノーゼ毛細血管内の還元ヘモグロビンが5 g/dL以上になると、皮膚や粘膜が暗紫色となるのがチアノーゼです。
解説
正解は⑸です。チアノーゼは毛細血管内の還元ヘモグロビン(脱酸素化ヘモグロビン)濃度が5 g/dL以上になると出現し、口唇、爪床、皮膚、粘膜が暗紫色から青紫色にみえる状態です。還元ヘモグロビンの絶対量で決まるため、高度の貧血では低酸素血症があっても出現しにくく、多血症では出現しやすくなります。中心性チアノーゼは低酸素血症や右左短絡で、末梢性チアノーゼは末梢循環不全や寒冷で生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成