妄想はどれか。
妄想はどれか。
- ⑴ 「床に小さな虫が沢山見えます」実在しないものが見える幻視で、知覚の障害です。
- ⑵ 「母親の声で名前を呼ばれるのが聞こえます」実在しない声が聞こえる幻聴で、知覚の障害です。
- ⑶ 「盗聴器を体に埋め込まれて監視されています」根拠のない訂正不能な確信で、被害妄想に当たります。
- ⑷ 「腹の中にあるゴムの球が動き回るのを感じます」身体内部の異常な感覚である体感幻覚で、知覚の障害です。
- ⑸ 「何を食べても砂を嚙んでいるようでおいしくないです」味覚の異常であり、思考内容の障害である妄想ではありません。
解説
正解は⑶です。妄想とは、根拠のない誤った確信で、訂正が不能なものをいいます。「盗聴器を体に埋め込まれて監視されている」は被害妄想(注察妄想)に当たります。一方、小さな虫が見えるのは幻視(せん妄やアルコール離脱などでみられます)、母親の声が聞こえるのは幻聴、腹の中で球が動き回る感覚は体感幻覚、何を食べても砂を嚙んでいるようで味がしないのは味覚の異常であり、いずれも知覚の障害です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成