ソクマル医師

38歳の女性。高血圧や心房細動はない。突然、右の手足が動かなくなり、言葉が出にく…

38歳の女性。高血圧や心房細動はない。突然、右の手足が動かなくなり、言葉が出にくくなって救急搬送され、頭部MRIで脳梗塞と診断された。数日前に長時間のバスの旅をしたあと、左のふくらはぎが腫れていた。心エコーで、左右の心房の間の壁に孔が見つかった。この脳梗塞が起こった仕組みとして最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、脚の静脈にできた血栓が心房の壁の孔を通って左心系に入り、脳の動脈に詰まったという仕組みです。ふつう静脈の血栓は肺の動脈に詰まりますが、心房中隔欠損や卵円孔開存があると、いきんだときなどに右房の圧が上がって血栓が左房へ抜け、脳などの動脈に詰まることがあります。これを奇異性塞栓といい、動脈硬化の危険因子が少ない若い人の脳梗塞の原因として重要です。孔を閉じる治療を検討します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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