74歳の女性。慢性心不全で入院して治療を受け、明日退院する予定である。利尿薬など…
74歳の女性。慢性心不全で入院して治療を受け、明日退院する予定である。利尿薬などを内服し、むくみと息切れは改善している。再入院を防ぐための自宅での自己管理として、退院前に指導する内容として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 息切れがなくなったので、利尿薬は自分の判断で中止してよいと伝える自己判断で薬をやめると水分がたまり、心不全が再び悪化します。
- ⑵ 塩分は気にせず、漬物や汁物を多くとって食欲を保つよう伝える塩分をとりすぎると体に水分がたまり、心不全が悪化します。
- ⑶ 心臓に負担をかけないよう、退院後はベッドの上で寝たまま過ごす安静にしすぎると体力が落ちます。症状に合わせた適度な運動が勧められます。
- ⑷ 毎朝同じ条件で体重を測り、数日で急に増えたら早めに受診する心不全の悪化では体に水分がたまって体重が増えます。毎日の体重測定は悪化を早く見つける簡単で有効な方法です。
- ⑸ 足のむくみが出ても、次回の定期受診まで様子をみるむくみは悪化のしるしで、早めに受診することが再入院の予防に役立ちます。
解説
最も適切なのは、毎朝同じ条件で体重を測り、数日で急に増えたら早めに受診するよう指導することです。心不全が悪化すると、息切れやむくみが目立つ前から体に水分がたまって体重が増えます。毎朝、排尿後の決まった時刻に体重を測って記録すると、悪化に早く気づけます。あわせて、塩分を控えること、薬を自己判断でやめないこと、症状に合わせた運動を続けることなどを指導し、再入院を防ぎます。
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